福祉機器コンテスト2002結果報告

優秀賞 機器開発部門(学生の部)

  • ブレイルウォッチ
応募者
  • 有本 繁弘
応募概要

音声出力の福祉機器に比べて、点字出力の福祉機器は少なく、特に視聴覚に障害を持つ盲聾者には点字出力機器の必要性が高いと思われます。そこで、日常生活の中で使用頻度が高く、より広く普及する可能性の高い時計に着目し、デジタル点字時計を開発しました。本機器は、点数字のみを取り扱うので、ピンの数が少なく、低コストで、コンパクトです。回路部の入力部はコネクタで接続されており、時計以外の回路を搭載することも可能なため、時計以外の測定器、例えば盲学校での理科実験用の電圧計などに応用可能です。


装置本体


内部のピン駆動部