福祉機器コンテスト2003結果報告

最優秀賞 機器活用部門(個人の部)

  • スイッチ利用による環境制御とコミュニケーションの拡大
応募者
  • 横道 智惠子
応募の概要

私は28年前にALSという病気を患いましたが、様々な機器を使うことで快適な生活を過ごし、自分の希望が実現できるという経験してきました。同じ病気に患っている方々には道具を使った生活方法を提案したかったこと、機器を提供する方々には、私達がどのような事を希望しているかをじっくりと聞いてもらい、得意な技術を使って一緒に挑戦し続けて欲しいことを伝えたいと思います。例えば、身体の位置を変えるためのベッド角度の微調整も大切なことで、私は薬指の光電スイッチで環境制御装置を使い、自分で操作しています。人差し指のタッチスイッチでは、呼び出しベルを鳴らし、親指のタッチスイッチで意思伝達装置を操作します。私にとってはなくてはならないものです。


スイッチ操作の様子


壁に表示した環境制御のメニュー