福祉機器コンテスト2003結果報告

優秀賞 機器活用部門(個人の部)

  • おべんとうマウス(ソフトタッチマウス)の活用
応募者
  • 稲田 勤
応募の概要

重度の障害を持つため、マウスポインタを操作するには、小さな力で、かつ、微細な動きで操作可能とすることが必要でした。作業療法士や学校の先生などの協力で、本人専用のマウスを製作することができました。このマウスを母親は「おべんとうマウス」と名づけました。おべんとうマウスを使って、文字入力、お絵かき、ホームページ閲覧、メールのやり取り等さまざまな活動に広げることができました。特に、友達、小学校の先生、医療スタッフとのメールのやり取りが、頻繁にできるようになり、コミュニケーションの拡大ができました。また、友人や知人の誕生日、バレンタイン等にはインターネットのカード送信サービスを利用して、セレブレイトカードを一人で送信することもしています。


おべんとうマウス外観


操作の様子