福祉機器コンテスト2003結果報告
最優秀賞 機器活用部門(施設・団体の部)
- かいじゅうのたまご
応募者
- 北九州市立総合療育センター
応募の概要
精神面の不快状態が続く運動発達遅滞児には、前庭刺激で快状態を引き出すことが多いです。当施設では、タオルを使ったブランコや、円盤型のベッドを用いて行なっていますが、家庭では、導入しにくいのが現状です。そこで、三層強化段ボールを用いて、家庭用遊具を開発しました。利用する本人にとって、『かいじゅうのたまご』という落ち着く場所ができたことにより、不機嫌であっても乗っているうちにそれが解消され、親の介護負担が軽減しました。また、兄弟とも共通のバランス遊具として楽しく遊んでいます。