福祉機器コンテスト2012結果報告
優秀賞(学生部門)
- コエミエール
応募者
- 東京大学大学院工学系研究科機械工学専攻 修士1年 山本 裕喜 氏
共同開発者
- 下村 英之 氏
応募概要
会話はコミュニケーションの手段で主流なものである。しかし難聴者は相手の声が聞き取りづらいため、コミュニケーションを円滑に取ることが難しい。また難聴者に対して話しかけるとき、発話者はどの程度の声量で話しかければ良いかわからないということも、円滑なコミュニケーションを妨げる要因となっている。 このような双方が抱える問題を解決し、円滑にコミュニケーションを取れるようにするための機器を開発した。この機器は難聴の程度に合わせて、声が聞こえているか否かを可視化することができる。これにより、発話者は難聴者が聞こえているかどうかを確認することができ、難聴者も相手に何度も聞き返すということを減らすことができる。