福祉機器コンテスト2012結果報告

優秀賞(機器開発部門)

  • 曲がるキーボードスタンド
応募者
  • 神奈川県総合リハビリテーションセンター 中川 翔次 氏
共同開発者
  • 松田 健太 氏
応募概要

この作品は、マウススティックでのキーボード操作を補助する目的で開発した機器である。 四肢に重い麻痺がある方のマウススティック操作では、頸部に疲労や負担を訴えることがある。そこで、マウススティックをくわえて頸部を回転させたときにその先端が描く円弧に合わせてキーボードを曲げる(カーブを付ける)ことにより、操作性の向上と頸部にかかる負担を軽減することができるように工夫した。 インターネットや電子メールの普及により、障害者の在宅雇用が増加している中で、長時間のパソコンの使用を可能にすることは、QOLの向上や就労につながると考えている。