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事例3 固定方法の視点

名:
ALS
スイッチ:
接点式入力装置(スペックスイッチ)
操作方法:
中指及び環指の屈曲

 座位で操作する場合、膝の上に腕を乗せ安定した上肢を確保する為にクッション等を使用し、腕の支持とスイッチの固定に工夫を要することがある。

 通常の椅子に座っていることもあり、スイッチを指に装着することでスイッチの把持や設置固定の準備が不要となるだけでなく、押しつけるだけの動作をどの場所でも実現できる簡便な使用方法となる利点がある。上肢の肢位の自由度が高くなり、状況に応じた姿勢に対応した使用が可能となる。

 操作スイッチを身体部位に取り付ける方法もあるように、設置に関する固定概念は時に創意工夫を妨げることがある。

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