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事例4 振戦の抑制
- 病名:
- SCD
- スイッチ:
- 接点式入力装置(スペックスイッチ)
- 操作方法:
- 拇指の屈曲
拇指のピンチ動作で行っているが、拇指と示指の間にタオルを差し込み拇指や示指の振戦がスイッチに反映しないようにしている。
操作の慣れに伴ないハンドタオルが不要となることがあり、身体状況に応じての工夫が必要となるが、概ね20mm程度の巻き方が適当といえる。
評価時や導入初期にタオルの使用が操作性を確実にする手立てとなることが多い。
一般的にSCD(脊髄小脳変性症)やMSA(多系統委縮症)の随意性のある動作は、拇指と示指ないし中指とのピンチ動作にあり、振戦の最も強いMP関節を固定することでPIP関節等の随意性を確認することが出来る。
