「重度障害者用意思伝達装置」導入ガイドライン

事例５　スキンケアの課題

　額にしわを寄せて、眉毛を動かして、貼り付けたアルミ箔がセンサに触れることで人の静電気を感知し動作する。

　設置方法は、眉毛から10mm程度離れた額にＬ字型にしたアルミ箔を貼り付け、センサの先端部はアルミ箔から3mm程度離れた場所にテープで固定するのが一般的である。
　センサとアルミ箔の間隔の遠近微調整は、アルミ箔を曲げる角度にて簡単に行える。

　テープにてケーブルを固定するため、スキンケアに注意を要することがあり、短時間で肌が赤くなる状態では使用は不可となる。