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事例7 自動運動の効果的発揮の肢位

名:
ALS
スイッチ:
圧電素子式入力装置(PPSスイッチ)
操作方法:
中指の伸展

 スペックスイッチを中指にて使用していた当時は、中指を伸展した後、脱力により自重で入力する方法を取っていたが、位置合わせの作業に多大な時間を要する状況となり、PPSスイッチに変更している。

 拇指の尺側内転の動きも使用可能であったが、慣れている従来の中指の伸展動作で引き続き行うことにした。ビーズマットを敷くことで微小で瞬発的な伸展動作を確実にしている状況ではあるが、設置にコツと時間を要する状態でもある。

 指先の瞬発的な伸展動作を効率的に発揮できる状況は、掌内の素材や形状で大きく影響を受け、必ずしも柔らかいクッションが良いとは限らない。

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