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事例8 当事者の感想の確認
- 病名:
- ALS
- スイッチ:
- 圧電素子式入力装置(PPSスイッチ)
- 操作方法:
- 中指の屈曲
中指が主たる動作となっているが、PIP関節を軽度屈曲位にすることで自動運動及び筋力がもっとも効果的に発揮できる状態にある。当事者より手根部の状態についての詳細な要求に基づいて調整を行なった結果判明した肢位である。
適合の評価時に操作性について充分に意見交換を行うことで、より使いやすい状態にすることが可能となる。操作の初体験では、使い勝手についてのコメントを得ることは難しいが、評価者は当事者の感想を得る必要はある。
第一歩の「とりあえず使える」状態から「より使いやすい」状態への適合技術の向上だけでなく、使用者の満足度の感知能力も必要である。
