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事例10 姿勢と視野
- 病名:
- ALS
- スイッチ:
- 圧電素子式入力装置(PPSスイッチ)
- 操作方法:
- 足部
頸部の筋力低下に伴い頭部が下がり切った状態にあり、床に足を置いた生活であったことから、当初の操作方法は床に置いたディップスポンジに足をかけ、底屈動作としていた。視野の関係から、意思伝達装置を床に置く状態となり、生活に支障をきたす非実用的な使用環境となってしまった。
適合の再評価時に姿勢の再評価も行ない、車いすのティルトにより頭部を正中位に戻し、ディップスポンジの設置もフットサポート上に変更し、姿勢と使用環境の改善を図った。視野の改善により意思伝達装置をテーブルに置くことが可能となり、実用性のある使用環境となった。
車いすの姿勢評価は、リハビリスタッフとの協業作業で行っている。
