福祉機器コンテスト2001結果報告

最優秀賞 機器開発部門(企業・研究グループの部)

  • カラートーク
応募者
  • (株)北計工業
応募の概要

視覚障害者は、晴眼者を介さず色を知ることが困難であるために、日常生活で不便な思いをすることが多々ある。例えば、靴下の左右が異なってしまう、トレー色によるリサイクル品の分別、冠婚葬祭時に着る洋服の色の気配りなどが挙げられる。その中で靴下を一対ごとにネットにいれて洗濯するといった工夫で対処できることもあるが、現状ではどうしようもない課題のほうが多い。 そこでどこででも、簡単に色がわかるカラートークを開発した。カラートークは色を知りたい物体に押し当て、レバーを押すだけで人が分かりやすいように色名を音声で知らせてくれる。これにより、前述の課題はもちろん、色違いの家族の茶碗を並べることができるようになるなど、開発者の想像を越える効果が期待できる。


カラートーク本体


実際の利用例