協会概要

日本リハビリテーション工学協会は、生活を行う上で障害を有する人々に対し、その生活を豊かに実現するための工学的支援技術を発展・普及させるとともに、この技術を通じて学術・文化・産業の振興に寄与することを目的とし、この目的に賛同する個人および団体によって構成されています。

会長からのメッセージ

リハ工学・支援技術の発展と普及のために

 2019年度より、当協会会長を務めることになりました桂と申します。私は当協会設立2年目の1987年より会員としてお世話になり、リハビリテーション(リハ)医療に携わる者として、障害のある人々の『活動』や『参加』に欠かせないリハ工学・支援技術の恩恵を受けてまいりました。この度、重責ではありますが、会長として少しでもご恩返しができることを心から感謝申し上げる次第です。
 2019年度から、協会の目的を達成するための事業をより充実させていく一方で、協会財務の健全性を保つために、年会費を値上げさせていただきました。会員の皆様のご期待に沿えるよう、努めてまいります。
 近年の情報技術(IT)や人工知能(AI)の発展や超高齢化社会の到来とともに、リハ工学・支援技術の分野でも、従来の自立支援という領域に加え介護支援(介護量軽減)という領域でも大きく発展する可能性が高まっています。このような変化に対応すべく、主要事業であるリハ工学カンファレンス、福祉機器コンテスト、協会誌について、さらなる充実を図ってまいります。
 その他の事業についても、国際連携では、従来のリハ工学・支援技術関連の海外主要団体間の連携から世界規模の連携へと発展し、今年度からGAATO(Global Alliance of Assistive Technology Organisations)の活動が始まっています。当協会もその主要メンバーとして、さらなる連携や途上国支援などへの協力を進めていきたいと思います。さらに、国内関連団体や当事者団体との協力のもと、講習会等の企画運営などの事業をすすめ、SIG(Special Interest Group)による分科会活動や地域支部による地域に根ざした活動も活性化していきます。また、近年頻発する大規模災害への対応のために専門委員会として組織された災害対策委員会の活動も継続し、災害対策セミナーの開催などを進めていきます。
 これから2年間,副会長,理事の皆様とともに当協会の更なる発展に尽力してまいる所存ですので,皆様のなお一層のお力添えをいただきますようお願い申し上げて,私の挨拶とさせて頂きます。

2019年10月吉日 一般社団法人 日本リハビリテーション工学協会 会長 桂 律也