福祉機器コンテスト2002結果報告

優秀賞 機器開発部門(学生の部)

  • 目でサイン i・sign
応募者
  • 宮坂 智哉
応募概要

筋萎縮性側索硬化症(ALS)などで運動機能が眼球に限られた方を対象とした意思伝達装置に、眼球運動や視線を用いたものがあります。これらは一般に高価で構成が複雑であり、在宅での介護現場には普及が困難です。本作品は、眼球運動による意思伝達装置で、市販で購入可能な機器、部品を組合せて従来装置より安価で簡易な構成としました。眼球の外・内転で2チャンネルのスイッチ出力を可能とし、更に誤作動の発生を、眼球運動検出方法、センサ構成・配置、制御回路で軽減し、機能は単純だが安定した動作を確保することを目標としました。


検出部を装着した様子


装置本体