福祉機器コンテスト2002結果報告

優秀賞 機器活用部門(個人の部)

  • おしり拭きの工夫と活用
応募者
  • 水谷 和子
応募の概要

身体全体の軟骨が不形成のため、四肢短縮で低身長です。手が短いので、特にトイレでの始末が1人では充分にできませんでした。自助具をリハビリの先生にお願いしたのですが、本人に合う物がなかったので、小学校に入学する時に、スチール製のたこ足ハンガーと縄跳びの取っ手を利用して製作しました。使用方法は、ハンガーのクリップ部分に紙を挟み、何重かに巻きつけ拭きます。トイレットペーパーは力を入れて拭くと破れることがあるので、「流せるお尻拭き」を使いました。使用後の紙は手を使わず、ぐるぐる回しながら巻き戻して外します。最後にクリップ部分を便槽の水の中で洗い、拭いてから収納袋に入れます。袋には紙を入れるポケットもつけました。自分でトイレの後始末ができるようになり、精神的、肉体的にも安定したと思います。


工夫した自助具


利用している様子