Vol.32/ No.1 (通巻105号)

センサとリハ工学

表紙データ(PDFファイル)

特集は、「センサとリハ工学」 以下ご案内をさせて頂きます。

「特集にあたって」 谷口 公友
「センサによる計測技術により様々な現象の解明につながったり、人間の代わりの役割を果たしてくれることで危険や労力から開放してくれたりと役に立つ事が大部分であるとはおもいます。しかし、便利になったことに慣れすぎると、本来の使用する意図から逸脱してしまいかねない側面も併せ持っていると思います。」

「ビッグデータ時代のセンサ活用のプラスとマイナス」 大日方 五郎
「とにかくデータをとっておこう」の間違い」

「心電、筋電、脳波を計測する超小型無線生体計測システム」 深澤 総一
「検者・被験者共に負担を少なくする」

「ウェアラブル心電・呼吸・加速度センサー」 伊藤 嘉春
「アスリートが、トレーニング効果の測定、身体のコンディションやパフォーマンスのモニタリングに活用している」

「座圧分布測定システム CONFORMat」 井上  良
「持ち運びにも便利であり、外部電源も不要である」

「モバイル型アイマークレコーダー」 中村 祥悟
「「人はどこを見ているか?」を可視化・計測可能に」

「オットーボック社の電子制御膝継手C-Leg® について」 八幡 済彦・仲内 信行
「遊脚相と立脚相の歩行の全てをコンピューターで制御する膝継手」

「ロボティックマットレス「レイオス」の開発 ―体圧と体動の可視化―」 三村 真季
「患者様の全身の体圧を可視化することで・・・スタッフの圧に対する関心が高まり、教育的な影響も期待できる。」

「センサーを使った現場での応用事例」 上野 忠浩
「今回紹介した3 事例のうち、「赤外線ベッドコントローラ」は市販されたシステムであるが、それ以外の各事例は、筆者や福祉機器関連業者が個別検討した特注システムである」

「補聴器におけるセンサと聴覚障害の情報保障」 成沢 良幸・大沼 直紀
「IT 機器を介して補聴器がインターネットに接続されることになり、今後、インターネット社会における難聴者のQOL 向上に補聴器が寄与できる可能性」

J-stageリハビリテーション・エンジニアリング誌